医学部予備校に通うメリットまとめ。大手予備校やその他方法と比較も

「将来は医師になろう」と決意した中学生・高校生の方が、最初に悩むのが予備校の選び方。
この記事を読まれている方の中にも、どの予備校に行くのが良いか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、医学部を目指す受験生が医学部予備校に通うメリットや、大手予備校、その他方法との比較など、これから医学部受験の第一歩を踏み出そうとしている方に役立つ情報をご紹介します。

医学部予備校ならではのメリットは多い

医学部の現役生合格率は、約3割と言われています。医学部を目指す多くの受験生が通うのが、医学部予備校です。

大学受験のための予備校はたくさんありますが、医学部を目指すならやはり 医学部予備校が断然おすすめ。
ここからは、医学部予備校ならではのメリットを解説します。

①医学部受験のノウハウを持っている

医学部予備校には、これまで医学部に合格者を多数送り出してきた確かな実績があります。
苦手科目を克服するコツや、どの分野・項目をどのくらい勉強すれば良いかなど、過去の指導実績と膨大なデータを基にした的確なアドバイスがもらえます。
医学部受験に特化した無駄のないカリキュラムが用意されているので、効率の良い学習ができます。

②少人数で質問がしやすい

医学部予備校は、大手予備校と比較して少人数制クラスであることが多いです。
集団授業の他に、マンツーマン形式での個別指導を行っているところもあります。

少人数制や個別指導なら、疑問点や不明点もその場ですぐに質問しやすいですよね。
短時間で効率よく学べるので、集中力が切れにくいのも大きなメリットです。

③同じ志を持った仲間と切磋琢磨できる

医学部予備校には、共に学ぶライバルがいます。
医学を志す同じ目標を持った者どうし、お互いに切磋琢磨しながら学べる環境は、良い刺激になりモチベーションも上がります。
家庭教師や通信教育との大きな違いです。

大手予備校に通うメリットとは

大手予備校に通って医学部に合格した人へのアンケート結果によると、良かった点として多く挙がっているのは、

質の高い教材・講師(39.0%)
合格実績に基づいた講義を受けられる(31.0%)
充実した学習環境(17.4%)

の3つです。

その一方で、悪かった点としては、

カリキュラムに沿った勉強で自由度が低い(28.5%)
大人数で質問がしづらい(26.7%)
志望校に特化した指導ではなかった(25.8%)

といった回答が寄せられています。

 

参考サイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000048324.html

大手予備校は、知名度の高さや有名講師が在籍しているなどの理由から、多くの受験生が集まってきます。
ただ、医学部に特化しているわけではないので、受講生の進学先は多岐にわたっています。

教材や講師が良かったと感じている人が多い反面、学習環境に最大公約数的に作られたカリキュラムになるため、どうしても自由度が低く、志望校に特化した指導にはなりづらいです。

その他の方法はあまりおすすめできない

一般的な高校の場合、その地域で進学校とされている学校やや特進コースに通っていたとしても、医学部受験に合わせた授業のカリキュラムを組んでもらうことはできません。

医学部の入試問題には、高校3年の夏以降に学ぶ範囲の内容も出題されることがあります。
学校の勉強をこなしているだけでは、医学部受験にはとても間に合いません。

そのため、医学部を目指すほとんどの受験生が、予備校や塾に通ったり、家庭教師をつけたりして、学校の授業よりも先取り学習をしながら勉強しています。
独学で医学部に合格するのは、まさに至難の業です。

家庭教師をつけての勉強は、身近な環境にライバルが居ないので、学力を競いあったり情報交換をしながら励まし合うといった切磋琢磨ができません。
マイペースで進むあまり緊張感に欠け、費用的に割高になるケースが多いのもデメリットです。

私の高校時代の友人で、習い事と両立するために家庭教師をつけて医学部を目指した子がいたんですが、残念ながら現役合格は果たせませんでした。

幸い、彼女は高校卒業後すぐに医学部予備校に通い、一浪で医学部に合格できたのですが、現役生のうちから医学部予備校に通っておけば良かったと悔やんでいました。

おすすめの医学部予備校

画像引用元:https://medicalforest.com/

私がおすすめする医学部予備校は“メディカルフォレスト”です。
メディカルフォレストは、自由が丘、池袋、麹町などに校舎のある医学部専門の予備校で、それぞれの校舎に特色があります。

中でも私が通っていた自由が丘校は、日本初の「女子限定の医学部専門予備校」として、女子受験生の指導に特化した指導が評判です。
少人数で女子だけなので、アットホームで穏やかな雰囲気があります。

快適で集中できる自習環境が用意されていて、建物はオートロック式でセキュリティ対策も万全。
清掃が行き届きアメニティが充実したトイレや、個人専用の大型ロッカーが用意されているのも、女子にはとても嬉しい設備ですね。

池袋校は東京医科大学などの難関医大に強い、男女共学の医学部専門予備校です。
また、麹町校は在宅で学べる通信制です。

メディカルフォレストでは、医学部受験生の指導経験が豊富な講師陣とアドバイザーが一丸となって、一人ひとりのニーズに合わせたきめ細かで親身な指導をしてくれます。
個人や科目ごとに実施されるテストや、映像授業の導入など、カリキュラムの質が高いのが強みです。

まとめ

まとめ
*医学部を目指すなら、医学部予備校で学ぶのがおすすめ*医学部予備校に通うメリット
①医学部受験のノウハウを持っている
②少人数で質問がしやすい
③同じ志を持った仲間と切磋琢磨できる*おすすめの医学部予備校は「メディカルフォレスト」
自由が丘校は「女子限定の医学部専門予備校」として、女子受験生の指導に特化している

全ての学部の中で最難関とされる医学部を目指し、確実に合格を勝ち取るためには、できるだけ早くから医学部受験に的を絞った勉強を進める必要があります。
医学部合格者の生の声を参考にしながら、自分に合った医学部予備校を選んで、志望校合格への一歩を踏み出してくださいね。