高卒生だけではなく現役高校生にも医学部予備校がおすすめな理由

医学部予備校は、浪人生が通うところだと思っていませんか?
もし、「現役生の間は学校生活を楽しんで、浪人してから勉強に専念すれば良い」と考えている人がいたら、その考えは捨てた方が良いですよ。

実は、医学部では浪人年数が多い受験生は不利になる大学があるのです。
医師になりたいと考えている高校生や中学生の中には、少しでも有利に受験勉強を進めるために、早くから医学部予備校に通って勉強している人もいます。
この記事では、現役高校生にも医学部予備校がおすすめな理由や、中高生向けのコースを用意している医学部予備校についてお伝えします。

医学部予備校は現役高校生にもおすすめ

高校1年生、もしくは中学生のうちから医学部受験に特化した学習を始めていれば、ライバルたちよりも有利に勉強を進めていくことができます。
ここからは、なぜ現役高校生や中学生にも医学部予備校がおすすめなのか、具体的な理由について解説します。

医学部受験のノウハウは高校では教えてもらえない

医学部を志望する高校生や中学生は増えてきていますが、ほとんどの学校では医学部受験のノウハウを持っていません。
東京都内の、偏差値70前後のトップクラスの高校であっても、医学部受験に関しての情報やノウハウは不足しています。
何より、医学部受験に特化した勉強に欠かせない、先取り学習のカリキュラムになっていない高校が多いのが現実です。
医学部受験においては、出題範囲が広く、特に数3と理科2教科をしっかりマスターしておくのが、とても重要なポイントとなります。しかし、多くの高校ではこれらが後回しになっていて、高3の夏頃に履修が終わる高校が珍しくありません。

自力で先取り学習ができる人でなければ、学校の勉強だけで医学部に現役合格することは、大変難しいです。

早めに対策することができる

学校の勉強を中心にしていると、高3でようやくカリキュラムの全範囲を終えた頃には、既に受験まで半年ほどしかありません。
しかし、早い段階から常に先取り学習を意識して、高1やそれ以前からコツコツと勉強を始めていれば、焦らずに志望の医学部に特化した受験対策に充てる時間を増やすことができます。

早めに医学部受験の勉強をスタートさせ、対策を立てておけば、のんびり構えているライバルたちに差をつけ、現役合格に大きく近づけるでしょう。

中高生向けのコースを設けている医学部予備校もある

画像引用元:https://medicalforest.com/

最近では、中学生のときから医学部を目指して勉強を始める人が多くなってきました。
医学部予備校でも、現役高校生のコースはもちろん、中学生を受け入れしているところも増えてきています。

私が高校時代から通っていたメディカルフォレストでも、中高生コースが設けられています。
少人数ゼミと個別指導を中心に、定着トレーニング、映像授業を組み合わせた独自のカリキュラムで、医学部現役合格を目指すコースです。
医学部専門予備校では、医学部に特化したカリキュラムでの指導を早くから受けることができるので、医学部合格への勉強を効率よく進められます。

浪人が決まってから医学部専門予備校に通い始めるのではなく、中高生のうちから準備を始めて、ぜひ現役合格を目指しましょう。

まとめ

まとめ
*医学部予備校は浪人生のためだけの場所じゃない
*医学部予備校は現役高校生にもおすすめ!
*一般的な高校では、医学部受験のノウハウは教えてもらえない
*医学部予備校では、先取り学習が基本。早めに対策できる
*中高生向けのコースを設けている医学部予備校もある

医学部は卒業までにかかる年数が、最短で6年です。
医師国家試験に合格してからも、そこからさらに研修医として少なくとも2年は必要となり、一人前の医師になるには長い年数を要します。
だからこそ、医学部には浪人せず現役合格したいところです。

そのためには、高校生のうちから医学部予備校で医学部に特化した受験勉強を始めておくことをおすすめします。
金銭的な負担という面から見ても、結果的にはその方が費用対効果が高く、かえって得することが多いですよ。

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