医学部受験は科目が多く、出題範囲も非常に広いです。無駄のない効率的な勉強には、参考書選びがとても重要な鍵を握っています。
医学部の難関入試を突破し、見事合格した人たちはどんな参考書や問題集を使っていたのか、ぜひ知りたいですよね。
医学部受験におすすめの参考書
この記事では、現役医大生である私の実体験も交えながら、医学部合格者が「使って良かった」と口を揃える、医学部受験におすすめの参考書を科目別にご紹介します。
理科
物理
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*「宇宙一わかりやすい物理」(学研プラス)
この本で、物理の基礎と本質が理解できます。とてもわかりやすく書かれているので、物理が苦手な人にもおすすめ。
きちんと理解できるまで、何度でも繰り返し読み込んでくださいね。
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*「名問の森 物理」(河合出版)
名門の森シリーズは、応用的な問題集です。「力学・熱・波動1」と「波動2・電磁気・原子」の2冊に分かれています。
それぞれ薄い問題集ですが、とても丁寧に解説されているので、わかりやすさはピカイチ。基礎的な問題集と合わせて使うのがおすすめです。
化学
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*「エクセル化学総合版」(実教出版)
市販の参考書の中で、とにかく解説がわかりやすいと口コミ評価の高い1冊です。
私もこれを使っていました。問題集チェックとして使うのが効果的ですよ。
生物
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*「生物 標準問題精講」(旺文社)
王道と呼ばれる定番の参考書のひとつです。
解説冊子と問題冊子の2冊に分けて使えます。
過不足のない良問揃いで、知識を素早く復習するのにピッタリ。
基礎から応用への実践手順も解説されているので、応用力も自然と身につきます。
数学
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*「新課程 チャート式基礎からの数学」シリーズ 1+A、II+B(数研出版)
チャート式の参考書の中でも、大学受験の数学参考書で一番売れているのが、この通称「青チャート」です。
問題集的に使うのも、解法パターンの辞書代わりにするのも、どちらでも好みの使い方ができるところがいいですね。
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*「基礎問題精講」 (旺文社)
数学の基礎的な問題の解き方が身につく参考書です。
本当に重要な必要最小限の問題数が厳選されていて、無駄がありません。
1ページにつき1テーマのシンプルなスタイルで、「例題→精講→解答→演習問題」という構成になっています。
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*「理系数学の良問のプラチカ」シリーズIA、IIB、ⅢC(河合塾)
各分野から数問ずつが厳選されていて、偏りの少ない良問揃いの参考書です。
私もこのシリーズにはとても助けられました。
問題数はあまり多くありませんが、何度も繰り返し使うことで確実に力がつきます。
英語
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*「Next Stage 英文法・語法問題 入試英語頻出ポイント 218の征服」(桐原書店)
ネクステージは、言わずと知れた超有名な文法問題集。
短期間に集中して何度も繰り返して取り組むのが、私のおすすめの活用法です。
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*「英単語ターゲット1900」(旺文社)
1単語につき1訳というコンセプトの、シンプルに覚えていく単語帳です。
使い勝手の良さが魅力です。ターゲット1900は、このシリーズの中で最も難易度が高くなっています。
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*「基礎英文問題精講」(旺文社)
医学部受験での英作文に自信が持てるようになる参考書です。
「文法編」「構文編」「基本表現編」「自由英作文編」の4パートに分かれています。
書籍タイトルには基礎と書かれていますが、実際の問題の難易度は高めです。
社会
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*「入試に出る 世界史B 用語&問題2000」(Z会出版)
一問一答スタイルと「知識を整理する要点」の解説で、世界史の全体像を掴みながら入試頻出の用語を覚えることができます。
まとめ
今回は、難関の医学部受験対策におすすめの参考書を、科目別にピックアップしてご紹介しました。
それぞれの参考書の特徴や使い方のコツなどを参考にしながら、自分に合った使いやすい参考書を選んでみてくださいね。