医大生・医学部生でもバイトは可能?バイト事情を現役生が解説

医大生・医学部生のアルバイト事情って、どんなイメージを持っていますか?
「バイトする時間なんてないのでは?」とよく言われるんですが、全く無いわけではありません。

アルバイトもサークル活動も、している人はたくさんいます。
ただ、他の学部より忙しい毎日であることは確かです。

今回は、そんな医大生・医学部生のバイト事情について、現役医大生の私が語ります。

そもそも医大生がバイトをするメリットはあるのか

医学部に通う医大生は、一般的な大学生と比べると忙しいのは事実です。

貴重な時間を割いてまでバイトをするメリットはあるのかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、バイトを通じて学べることや得られるメリットはたくさんあります。

具体的にどんなメリットがあるのか解説します。

①社会経験になる

アルバイトで得られる大きなメリットは、何と言っても「社会経験になる」ことです。

医学生は、幼少期から受験勉強に多くの時間とエネルギーを注ぎ、学力が近く似たような環境の友人が多い環境で過ごしてきた人が多いと思います。

さらに、医学部に入ってからの6年間も、比較的狭いコミュニティだと言えます。
いつしかそれが当たり前のような感覚になってしまい、多様性という面が弱くなっている面が否めません。

しかし、いざ医師として働き始めるようになると、日々対応する患者さんは千差万別。
「頭は良くても、世間知らずで常識のないお医者さんだね」なんて言われないよう、学生のうちにバイトを通じていろいろな人と接して、社会経験を積んでおくのはとても大切です。

②交友関係が広がる

バイト先では、大学の中だけでは得られない、新たな交友関係を作ることができます。
医学部は狭いコミュニティで、しかも6年間ずっとほぼ同じメンバーで過ごすことになります。

部活も下宿の周りも、基本的には知り合いだらけの環境で、他の学部生と交流する機会もあまりありません。新鮮さが感じられず、閉鎖的で息苦しく感じることもあるでしょう。

バイトでは、同年代の友達はもちろん、普段はなかなか接点の無いようなタイプの人とも知り合うことができるので、人間関係が豊かになります。

③自由に使えるお金が増える

バイトをすれば、当然ですが自由に使えるお金が手に入ります。
もともと裕福な家庭の人、親からの仕送りや奨学金で十分生活できている人もいると思いますが、自分で稼いだお金を自由に使える喜びは何物にも代えがたい喜びがありますよね。

将来、医師としてたくさん稼げるようになるといっても、学生時代にはその時にしか経験できない、しておきたいこともあるはず。
バイトで稼いだお金が手元にあれば、日々の生活が豊かになります。

バイトの種類や働き方を工夫することで、月15万ほど稼いでいる人もいます。
バイト代と奨学金だけで生活していくことも可能ですよ。

医大生のバイトで最も多いのが「家庭教師」

医大生のバイトの定番であり、最も多いのが家庭教師です。
私も家庭教師のバイトをした経験があります。

1回あたりの時間は、90分くらいのケースが多く、時給は2500円~3000円が一般的。
短時間で稼ぎやすい時給の良いアルバイトとして、とても人気があります。

教える対象となる中学生や高校生は、学校の授業が終わって帰宅するのが夕方以降なので、実習が終わってからでもじゅうぶん間に合います。

さらに時間の調整がしやすく、得意な勉強を活かして感謝されるので、現役医学部・医大生に向くバイトです。

私が家庭教師のバイトをしていて思ったのは、医学部予備校に通った経験が家庭教師のバイトでとても役立ったということです。

医学部予備校の講師の『わかりやすい教え方』を思い出しながら生徒さんに勉強を教えることができたので、これから医学部予備校に通う予定の人は、講師の教え方にも注目してみて下さいね!

まとめ

まとめ
*医大生でもバイトは可能!
*医大生がバイトをするメリット
①社会経験になる
②交友関係が広がる
③自由に使えるお金が増える
*医大生のバイトには家庭教師がおすすめ

医学生がバイトをするメリットとおすすめのバイトをご紹介しました。

忙しい毎日でも勉強と両立できる柔軟性の高いバイト先を探して、学生のうちにぜひいろいろなアルバイトに挑戦してみましょう。